親善試合 イタリア-アルバニア
- 2014/11/19
- 18:47
repubblica.it 今年最後の代表戦(と言っても、新人さんいらっしゃい)。 ホーム戦とは言えないほど、アルバニア人に「占拠」されたルイジ・フェッラーリス。 でもコンテ閣下は、お怒りの様子。。。
イタリア - アルバニア 1-0 スタディオ・ルイジ・フェッラーリス (ジェノヴァ) tuttomercatoweb.com オカカ(83’) イタリア (4-4-2)
lapresse.it シリグ(72’ペリン) デ・シルヴェストリ、ボヌッチ(82’アチェルビ)、モレッティ、アントネッリ チェルチ(77’ガッビアディーニ)、パローロ、アクィラーニ、ベルトラッチ(70’ボナヴェントゥーラ) ジョヴィンコ(65’マトリ)、デストロ(65’オカカ) 監督: アントニオ・コンテ アルバニア (4-5-1) ベリシャ ヒサイ(74’アジェティ)、カナ、マフライ、アゴリ リラ(89’ラマ)、アブラシ(71’シャラ)、クケリ(66’ロシ)、メムシャイ、レンジャニ(86’バライ) チカレシ(78’サリヒ) 監督: ジャンニ・デ・ビアージ 警告: 無し 主審: アレクサンダー・ハルカム (オーストリア) (6) ↓ 特筆すべきエピソードは無かった。 イタリアが決めた決勝点は、完璧に規定に則っていた。 今夜は、両チーム側ともにピッチでプレーした者たち全員が適切で潔い方法でプレーした。 採点: Yahoo! Italia Eurosport より イタリア代表
repubblica.it サルヴァトーレ・シリグ (5) 優柔不断な判断が多すぎた。 彼は、ブッフォンの次に、ペリンと共にイタリアで最も優秀なGKだが、 アルバニア戦では、その能力を全く見せなかった。 マッティア・ペリン (6) 何回か良い飛び出しを見せたが、彼がピッチに入った時には、 最早アルバニアは、実際プレーすることを止めていた。 ロレンツォ・デ・シルヴェストリ (5) 右サイドバックと3バックの右という2つのポジションを務めた。 しかし結局混乱してしまい、チカレシに、ゴールまであと一歩と迫らせるアシストを プレゼントしてしまった。 レオナルド・ボヌッチ (5,5)
lapresse.it 本来守備を統率するのは彼であるべきだが、 サポートがなければ、リーダーになるのに苦労する。 フランチェスコ・アチェルビ (6) 彼自身において最も素敵な代表デビュー戦となった。 エミリアーノ・モレッティ (5,5)
tuttomercatoweb.com たとえ33歳でもアッズーリ初デビューを祝うことはできる。 しかし、彼が乗るべきだった電車は、すでに通過してしまったような印象を受ける。 ルカ・アントネッリ (5,5) コンテ監督は、チェルチに自由にプレーさせる為にデシルヴェストリを低く配置したが、 それは、アントネッリを駆け上がらせるためにもっとスペースをもたらせるためでもあった。 しかしこのジェノアのキャプテンは、怖気づき、僅かな回数しか奥まで駆け抜けなかった。 むしろ、少なすぎた。 アレッシオ・チェルチ (6,5)
tuttomercatoweb.com マン・オブ・ザ・マッチ。 コンテ監督が率いる代表チームによる特筆すべき全ての攻撃は、 彼の足から生まれた。 もし、もっと「機転が効く」ようになれば、レギュラーの座は勝ち取れるはずだ。 マルコ・パローロ (5,5) 良いシュートが放てるものの、何回か放ったシュートは完全に見直す必要がある。 自身の役割を理解するまでに時間がかかり、終盤にのみ姿を現した。 アルベルト・アクィラーニ (5) 遅く、脆く、予測可能な動きしかしないレジスタだった。 それはすでに知っていたことだが、それを強調しないわけにはいかない: ピルロのそれは、別物である。 アンドレア・ベルトラッチ (6,5)
lapresse.it 脚力と勇気がある: コンテ監督に良い仕事をさせることができる選手である。 エリアギリギリからゴールに向けて強烈なミドルシュートを放った。 ジャコモ・ボナヴェントゥーラ (6) なんと言っても、彼が蹴ったコーナーキックから決勝ゴールが生まれることになった。 セバスティアン・ジョヴィンコ (6)
lapresse.it 特に後半には、バイタルエリアで何回か良い閃きを見せ、 何回かボールを持ってゴール前に突撃した。 しかし、デストロとは相性は良くなかった: もっとフィジカル的に強いセンターフォワードであったならば、 彼の特性をもっと活かせていたはずだろう。 分かりやすく言えば、ペッレのような選手が相方が必要である。 アレッサンドロ・マトリ (5,5) アッズーリの攻撃に重みをもたらす為に投入されたが、 実際、一度もゴールに向かってシュートしなかった。 マッティア・デストロ (5)
tuttomercatoweb.com かなり良く動き、良く走り、スペースの無い所では、 チェルチとジョヴィンコとパス交換をしようとチャレンジもしたが、 彼の特性を最大限に活かすためには、彼は前に、エリア内にいる必要がある。 しかし、コンテ監督の下ではそれはできない。 後半直後には、信じられないゴールミスをした。 ステファノ・オカカ (6,5)
lapresse.it チェルチを除いて、アッズーリで一番危険な存在だった。 とは言っても、30分さえもプレーしていない。 素晴らしい動きをし、決勝ゴールを決めた。 しかも、アッズーリデビュー戦であった: 悪くはないデビュー戦である。 アントニオ・コンテ監督 (6,5)
lapresse.it イタリア代表監督に就任してから行われたここまでの6試合で5勝目を上げた。 これは事実のデータであり、彼の功績は認められるものである。 アルバニアは、ベストメンバーを配置して試合に挑んでいたが、 その一方で彼が配置したイタリアは、これまであまり経験のない、 そして何名かにとっては初経験となる選手たちで構成されていた。 結果は、とにかくポジティブなものである: 攻撃(3-5-2)と守備(4-4-2)で2つのゲームシステムを交互に使用し、 これから先、きっと彼のグループの一員となるであろう少なくとも数名の選手たちから ポジティブな返答を得た。 彼のイタリアは、ここまでで8名(最後はオカカ、キエッリーニが現在得点王で2点目) の異なる選手たちがゴールを決めている: 彼の強さはグループの団結力にあり、それもそのはず、最近コヴェルチャーノにやって来る 選手たちの中で、足先の器用な選手たちは僅かにしかいないからだ。 コンテ監督はそのことを良く理解しており、 我々の限界を隠すために仕事をしていかなければならないのは、まさにこのためだ。 アルバニア代表 ベリシャ(7)、ヒサイ(6)、カナ(6,5)、マフライ(5,5)、 アゴリ(5)、リラ(6,5)、アブラシ(5,5)、シャラ(5,5)、 クケリ(6)、ロシ(6,5)、メムシャイ(6,5)、レンジャニ(5)、 チカレシ(6,5)、サリヒ)5,5) ジャンニ・デ・ビアージ監督 (6,5) 試合終了後のアントニオ・コンテ監督のコメント -クロアチア戦で引き分けた後、かなり批判もされましたが、 今夜の結果は、どのくらい良いものですか? 「どのくらい良い結果、じゃないんだよ。 僕らは、この道を引き続き進んで行くさ。 これまで行った6試合の中で、1度しか引き分けていないわけだからね。 まず、これがデータだよ。 気に入らなかったりそうでなかったりする者がいるとしても、 僕らは、プレーする意欲に満ちた、代表戦に出場したくて溜まらない これらの選手たちと引き続き仕事をして行くつもりだよ。 僕らがすべきことは仕事しかないのであって、黙って、汗をかいて行くしかないんだ。」 -その話は、今日デビューした者たちに対するものですか、 それとも、これまでにプレーしてきた全ての選手たちに対する話ですか? 今日は、代表チームへの飢えや、自己を犠牲にする意欲といったものが、 あなたの目には映りましたか? 「当然だよ。 今夜の試合は、かなり気に入ったね。 今夜の試合を準備する時間は、1日半しかなかったんだ。 これらの選手たちには、ベストメンバーで挑んで来たアルバニアに対して、 要求した事をしてくれたし、それにこのアルバニアは、最近フランスと引き分け、 ポルトガルに対して勝利し、セルビアを相手に引き分けたってことを 忘れてもらっては困るよ。 やる気があれば、どんなことだってできるってことをこれらの選手たちは証明したんだ。 だから、若手から年配の選手たち、全ての選手たちで武装しよう。 それもそのはず、誰も助けてはくれないんだから、 何もかも僕らだけでして行くしかないんだよ。」 -前半に見たチェルチを入れたゲームシステムについてですが、 チェルチのポジションに関して今後もあのポジションでチェルチを見れる可能性はありますか? 「全てに関して仕事をしている最中なんだ。 だから、君たちは我慢し、人に落ち着いて仕事をさせなければいけないね。 我慢すべきだよ。 良い時期ではないし、我慢する必要があるんだよ。 そうは言っても、この6試合で5勝1分なんだ。」 -最後の質問となりますが、今日あなたは「ライ・スポルト」のインタビューで、 「イタリア代表は3月に戻って来る」と胸中の痛みを叫びましたね。 次の代表戦が再開されるまでのこの中断期間に、 何を変えることができると期待していますか? 「とにかく、仕事をして行こう。 それに少し全般的な状況がどのようなものなのかを理解する為の ミーティングも何回かして行くつもりだよ。 とにかく、僕にはこれらの選手たちが必要なんだ。 彼ら抜きで4ヵ月間を過ごさなくてはならないとなれば、 それは一大事となりかねないね。 それからもし、代表チームが後回しにされるのであれば、 その時は、全員にしっかりと意識させ直そう。 大事なのは、それを認識させることだからね。」 -これは、時々チェーザレ・プランデッリ前監督が仰っていたことですね。 あなたが言う「誰も助けてはくれない」とは、誰に向かって言っているのですか? 「全般的なこと全て、全ての環境についてだよ。」 試合終了後のフランチェスコ・アチェルビのコメント
goal.com 「少し幸運もあったけど、ゴールを決めたオカカが凄かったのさ。 僕らは、良い試合をしたね。 勝利に値する試合をしたよ。 そして、これからクラブへ戻るんだ。 感動したかって? 当然だよ。 ここ数ヶ月間にしていることに関して言えば嬉しいし、誇り高く感じているね。 だけど、僕には目標があるんだ。 だから、それが達成できた時には、感動し、満足できるだろうね。 目標は何かって? それは、僕だけの秘密だよ。 今日は、ホーム戦ではないみたいだったね。 それが印象的だったけど、そんなこともあるさ。 コンテ監督は、まるで僕らとプレーしているかのように、かなりのエネルギーを注ぐね。 何をすべきかは分かっていたけれど、彼はまるでプレーしているかのような 12番目の選手だったよ。 目標を達成したいのならば、苦労し、汗をかかなくてはいけないし、 自分の心の中にやる気がなければいけないんだよ。 例えばサッスオロには、将来有望で、将来はビッグクラブでプレーするような、 若い選手たちが沢山いるけれど、調子に乗らないよう、真面目でいるべきなんだ。 下に戻ってしまうのは一瞬なんだよ。 だから、いつも慎ましく仕事をする必要があるんだ。 それに、若い選手たちは失敗もしなければいけないね。 そうやって、みんな学んでいくんだよ。 20歳で成熟している者もいれば、30歳で成熟する者もいるね。 自分でそれを理解しなければいけないんだ。 だから、失敗したって良いんだよ。」 試合終了後のレオナルド・ボヌッチのコメント
lapresse.it 「コンテ監督が言っていることは、事実についてなんだ。 監督は、色々なところを見て回りながら、イタリアサッカーの現実を知り、 必ず我慢が必要ってことを分かっているよ。 今夜は、見事に期待に応えた何名もの選手をテストするチャンスだったんだ。 それは、強いイタリアに戻させるコンテ監督のような監督と共に、 このプロジェクトに信頼をもたらす為のさらなるもう1つの理由だね。 コンテ監督の考えていることを読み取ることは難しいよ。 だけど、僕の意見が言えるのであれば、統計がそれを裏付けているように、 ピッチでプレーするイタリア人選手は少なく、代表監督が、 イタリアを世界中が恐れていたチームに戻す為に有効な選手や 代役となる選手たちを見つけることに苦労しているってことは本当だね。 だけど、コンテ監督には大事なプロジェクト、ゲーム、組織力があるし、 これこそが、追求すべき目標だね。 どのチームとも互角に勝負するなんてことは、容易なことではないんだ。 目標はユーロの本戦に出場することだし、きっとできるはずだよ。 僕たちがここに来れば、監督のメンタリティーの中に浸され、 誰もが走り自己を犠牲にするようになるんだ。 バロテッリ? W杯では、参加した23名い全員の責任だよ。 マリオは、彼の運命の支配者なんだ。 もし彼が、特にここには労働者としてのメンタリティー、つまり走り、チームとなる というメンタリティーを持って来なければならないと理解する為の頭脳があれば、 その時にはこのグループの一員となれるはずだし、 このグループにとって大事な選手になると思うよ。 彼は理解したかって? それは分からないね。 僕は金曜日にここに来たし、彼が去って行ったのは土曜日なんだ。」 試合終了後のセバスティアン・ジョヴィンコのコメント
tuttomercatoweb.com 「結果を出すことはいつも良いことだし、勝利することはいつも大事なことだね。 アルバニアがこれまでの試合で証明してきたことからも、 このように難しい対戦相手に対して良い試合をしたね。 僕もチームも良い試合をしたよ。 コンテ監督は僕らに、特に要注意するように要求していたからね。 それは、試合をたった1日しか準備できなかったし、 このような短期間のトレーニングでは、プレーすることは容易ではないからね。 ゴールには至らなかったって? その内みんな一緒に訪れるはずだよ。 1月にチームから去るって? そんなことは全く考えてはいないよ。 僕にチャンスが回って来た時に勝負したいから、トリノにまだ残ることになるだろうね。 それ以外に関しては、その後で話されることになるんじゃないかな。」 試合終了後のアレッシオ・チェルチのコメント
repubblica.it 「歯を食いしばっていたよ。 それは、フィジカルに問題を抱えていてもきっと良いプレーができると 信じていたからね。 コンテ監督は、彼の下では強い飢えやピッチで全てを出し切る やる気が必要だって理解させたね。 ハートは、戦術以上に大事なんだ。 1月にインテルに行くかって? ここから1月までの間に何が起きるか様子を見てみよう。 最近よく噂されているのを耳にしたからね。 トリノでは主役としてプレーしていたけど、今はベンチに座っている時間の方が長いね。 僕は、あまりにもベンチに座っている時間の方が長いと、 最終的には我慢できなくなってしまうんだ。」 試合終了後のステファノ・オカカのコメント
repubblica.it 「たとえ軌道が変わってなくても、ボールはネットを揺らしていたはずだよ。 スタジアムでは、アッズーリの旗しか見ないと思っていたけれど、 ほぼアルバニアの旗ばかりだったね。 お祝いする素敵な日となったし、この点ではイタリアは成長しているところだね。 つまり、アルバニア人たちは、ジェノヴァの街に上手く溶け込んだってことだよ。 ミハイロヴィッチ監督は、僕にとって欠かせない人物だったと思っているよ。 初日から父と息子のような関係を築いたし、色々な点で僕を変えてくれ、 僕を正直者と扱いながら、僕の力を最大限に出させるんだ。 偉大なサッカーの中で再び成長させてくれたから、永遠に彼に感謝するだろうね。 15歳の時にプレーし始め、20歳の時には、誰かにとっては僕はベテラン並だったんだ… この経験も役に立ったね。」 試合終了後のアントニオ・コンテ監督への記者会見 -あなたは、かなり苦しい一日を過ごしましたね。 素敵な勝利を手に入れ、実際には、ホーム戦のようではない雰囲気でしたが、 その中でも特に、あなたのこの怒りというか、まるで孤独であるかような強い表現をしました。 それは何故ですか? 「苦しんでる? それはないね。 僕は、もし言うべきことがあれば、何も問題無く直ぐその場でいうような人間だからね。 5勝1分の結果を出した6試合を行った後に言うより、今すぐ言った方が良いんだ。 時には、言いたいことを言わずに、我慢して冷静になろうとするけどね。 すべき仕事があることからも、僕としては、とても難しい時に、 大事な仕事をしていると思っているよ。 むしろ、正直に言えば、想像していた以上に難しいね。 それは、全員からの参加意識がもう少し強い状況かなと想像していたからだよ。 だけど、正直に言えば、この代表チームとあまり協力したくはないという状況を感じたね。 僕はこれまで、ずっとクラブチームの監督として生きて来たね。 クラブチームの監督として生きれば、自身のチームのことだけを考え、 他のことはあまり考えなくなるものなんだ。 だけど今は、1ヶ月の内7~9日間これらの選手を強制的に連れて来るという その反対側の立場にいるんだよ。 今では、おそらく4か月後に彼らと再開できることになるわけだけど… だけど、素晴らしい仕事や素晴らしいサッカーをさせるように僕には要求されているね。 大丈夫。 だけど君たちは、僕に仕事をさせる環境にしてくれよ。 僕が出来ることは、仕事をすることだけだからね。 慎ましく、汗を沢山かいて行かなければいけないんだ。 後に着いて来たい者だけが後に着いて来るんだよ。 これが、コンセプトだね。 大事なのは、全員に対して僕らがどのくらいのレベルにあるかということを分からせることなんだ。 そうは言っても、ユーロ本戦に進む為には沢山仕事をしなくてはならないし、 それに前にも言ったように、その時までに大型の戦車を作ら上げなければならないんだよ。 今日は、たったの1日半で優秀なアルバニアと戦う準備をしたんだ。 彼らは全員主力を起用してきたし、フランスと1-1で引き分け、 ポルトガルには1-0で勝利し、セルビアとは0-0で引き分けた優秀なチームだね。 デ・ビアージ監督は、素晴らしい仕事をしていると思うよ。 だから、僕としては今日は僅かな時間で作り上げられた 素晴らしいチームを見たと思っているよ。 しなければならない仕事があるけれど、僕らにはそれをする覚悟ができているよ。」 -あなたは、偶然にも誰かとこの試合について事前に話をしたのですか? 誰かに対して、特に腹を立てていたりするのですか? もしそういったことがあるのであれば、この場できっちりと明らかにしませんか? 「別に誰に対しても腹は立ててはいないよ。 ただ、少し物事をはっきりさせたかったんだ。 正直に言って、みんなが「イタリアサッカーにとって異常な時だ、 あれもしないといけないし、これもしないといけない」と言っている時だね。 それから、後ろを振り返って見て、誰もいないって気付くんだ。 悪いけど、おしゃべりはみんな上手だけど、事実はいつ起こすんだい? いつからこのチームに対して愛情を抱いて行くつもりかな? 全員に対して言っているんだよ。 だけど、直ぐに「でもこれはこうだから…」って言い出すんだ。 たったの7~9日間で、チームに足跡を残そうとし、メンタリティーをもたらそうとし、 インテンシティを出そうとしているんだ。 たったの7~9日間でね。 その上、誰かはそのたったの7~9日間で気に入らないとか言い出すんだ。」 -バロテッリの一件について、どういう経緯があったのか話してもらえますか? 「またまた・・・ バロテッリ、バロテッリ…未だにバロテッリについて話しているのかい? まだ、バロテッリについて話しているのかい? イタリアサッカーにある全ての問題を抱えている今この時に、 まだバロテッリが夜遊びしたしていないってことについて話しているのかい? 僕には、あまりにも馬鹿げた話としか捉えられないよ。 僕には、「僕らが抱えている全ての問題」を棚に上げて、 まだバロテッリについて話していることには、 あまりにも馬鹿げているとしか考えられないね。 とは言っても、このチームは6試合中、5勝し、1回引き分けたチームなんだよ。 それら全てをひっくるめてね。 それは、「我々を負かせるものなら負かしてみろ」って言えるからだよ。」 -2つの質問をします。 まずは、あなたが仰ったことを正確にしてみましょう。 それら全てのテッペンにあるのは、セリエAのクラブの監督とそのクラブの幹部たちですか? 「ここには、XもYもいないんだ。 僕が今不満を口にしていることは、代表チームに対する考慮が足りないってことなんだ。 いいかい? 代表チームは、とにかく「悩みの種」として考慮されているんだ。 「イタリアサッカーは、こうこうで、これもしなきゃいけない、あれもしなきゃいけない」と これほどまでに異常な時に、僕は代表チームにやって来たんだ。 そういう時に、僕はここにやって来たんだよ。 それは、とにかく仕事をする意欲に溢れていて、 このチームにインプットをもたらそうとする意欲に溢れているからなんだ。 だけど、仕事をができる落ち着いていて穏やかな、 そういった環境の下に置いてもらう必要があるんだよ。 もし、君たちにそういう忍耐と、仕事をさせる気があるならの話だよ。 さもなければ、問題となってしまうんだ。」 -もしかの有名な「腹痛」と呼ぶとすれば、あなたが最後にそれを味わったのは ユヴェントスでしたが、最終的にはその件も有耶無耶にしましたね。 状況は異なりますが、言葉やコンセプトなどから、怒りはそれに近いのではないですか? 「怒りと言うけれどね… 僕はね、消えかけようとしている生産品を守ろうとしているんだよ。 君たちは、それを理解したいのかそうでないのか、どっちなんだ? 君たちにとって興味があることはバロテッリであって、 僕らがどこに向かおうとしているのかってことには全く興味がないんだ。 これが問題なんだよ。 君たちは、ある側面を理解したくも見たくもないんだ。 これが、大問題なんだよ。 生産品は消えかけようとしているんだ。 「これもしよう、あれもしよう」って言葉を良く言うけど、何をしたいんだ? 一体何がしたいんだよ? 今日繰り返しずっと言っていることなんだけど、これまで6試合行った中で、 5勝して1回引き分け、ユーロの欧州予選のグループでは、 勝ち点10を手にしているんだ。 今日、それを今僕は言っているんだ。 だけど、「これもあれもしなくてはいけない、これもしてあれもしよう」ってことを 聞くことにウンザリさせ始めて来るね。 僕は、事実にしか興味がないんだ。」 -クラブ側が態度を変えなければ、あなたの仕事が上手く行かなくなるのですか? 「僕は、あらゆることに対していつも最高の仕事をしようと心掛けているよ。 そういう風に、この1日半も仕事をしたね。 そこでは、良い結果を出しているアルバニア戦で恥をかかないように、 3回のトレーニングをして試合を準備したんだ。 僕は、1つの動詞しか知らないんだ。 「仕事をする」って動詞だね。 僕のキャリアの中では、何をしたかということを証明してきたと思っているよ。 それから、誰も全ての状況を変えれるような魔法の杖なんて持ったやしないんだ。 だけど、あまり根拠のない言葉が聞こえ始めるて来ているよね。」 -でも、実際にはあなたが仰っているようなことは、何も変わっていないですよね? 「今のところ、代表監督が変わっただけで、前にあった問題は全て残ったままだね。 僕は、溢れるやる気と、情熱と、価値のあることを成し遂げたくて、ここへ来たんだ。 これは、頭に入れて置いてもらいたいね。 そういえば今日、試合をしたっけ? アルバニア戦と試合をしたよね? それに、どちらかと言えば、試合について話したいからね。 その理由は、もし引き分けていたり負けていたりすれば、 誰かが「アルバニアに負けたって? なんてこった」なんて言いかねないからね。 まあ良いよ、試合に関する質問は最後まで取っておくかな。」 -あなたが送っているメッセージの相手は、クラブではなく、 イタリアサッカー連盟だという印象を受けます。 システムを変えることに少し苦労しているということを隠すことに 少し疲れたと感じているのではないですか? だからこそ、孤独に関しているのではないですか? 「いやいや、全くそうじゃないんだよ。 現時点では、連盟やその幹部たちは、僕の意見も聞きながら、 イタリアサッカーのレベルを成長させようとするために ポジティブなことをしようとしているところなんだ。 僕は、これには期待しているよ。 だから、そういったこと誰がとか、方向性を定めないようにしよう。 今ではもう賽は投げられたんだ。 だから、理解したい者には分かると思うよ。 だけど、全てを含み、繰り返して言うけれど、 結局、みんな代表チームを愛そうとしようよ。 誰もが問題を棚に上げて、まだ僕らがまだ世界で最も優秀だと 好き勝手に想像するのは上手だけど、実際には、登らなければならない山は高いんだよ。 今夜は、僕が好む激しく、素敵な試合をし、良く走り、 最後まで勝ちたいという意欲に溢れて、勝利をした意欲に溢れた選手たちの パフォーマンスが見れたから満足しているよ。 今夜の姿勢は、模範となるものだね。」 -アルバニア戦に関して言えば、オカカは、所謂あなたが先日言っていた 「選手たちはもうこれ以上苦労していたがってはいない」という言葉を否定させるような 資源ですね。 あなたは、とても厳しく、いつも本音を言う性格をしています。 それならば、あなたが言う、あなたの条件の下で仕事をするか、深刻な問題となる ということに関して、それはイタリアサッカーにおける深刻な問題となるのか、 それとも、あなたの代表監督という立場も危うくなるという意味ですか? あなたがある時点でユーヴェにもう十分だと言い放ったことに問題がなかったと考えるのは、 信じがたい、度が過ぎたことです。 ですが、かなり早く崩壊ポイントまで辿り着きましたよね? 「いやいや…これは、崩壊ポイントではないんだ。 これは、建設ポイントなんだよ。 誰かが去らなくてはならなかったんだ。 さもなければ、もし我慢し続けていれば、 「ちょっと止まれ、再出発するか?」っていうポイントに差し掛かるものだからね。 今、3か月間が過ぎ、繰り返すけど、 僕が代表に来てから、どのような状況かと周囲を見て回る時間もあったんだ。 僕は、強い意欲と情熱を持って、とてもデリケートな時期に 代表チームにやって来たんだ。 だけど君たちが、全ての責任や問題を僕が背負わなければならないと考えるならば、 否定はしないよ。 僕もそれは良く分かっているからね。 だけど、僕は仕事がしたいんだ。 良い条件の下で、僕の仕事をして行きたいんだ。 7~9日間時間がある時には、落ち着いて仕事がしたいんだ。 オカカに関して言えば、今上手くやっている興味深い選手だね。 この3回のトレーニングで、僕が彼に何を望んでいるかということを理解させたよ。 それから、ピッチに入ってからも、マトリと共にある状況の中でも、 ポジティブな戦術理解力を示したね。 タイトルを取ることに飢えているし、やる気満々だから、良いね。 良いことだよ。 僕はそこを見るし、若手選手だけを見るわけではないんだよ。 この話は、全員に通じる話なんだ。 若者から年配の選手までね。 だから、誰も温かい素敵な椅子が待っているなんて思ってはいけないんだ。 新しい道のりを歩き始めたばかりなんだ。 少し色々な選手を見始めるようになり、勝利への飢え、インテンシティ、 走れる足、怖がらないハート、こういった物全てが必要となるんだ。 上手くスタートが切れて良かったよ。 起用可能な選手たちも見つかったし、このように続けて行き、 そしてさらに別の選手たちも発掘して行くことで、小さなポジション争いをさせ、 そうすることで全員が活性化されるようになるんだ。」 三色旗が目立つかと思えば、真っ赤でしたね…
repubblica.it これが「見た目的に」一番印象に残った点です。 そして、新たなアッズーリの登場。 新人さんいらっしゃい(5名がデビュー)。 そしてコンテ閣下、お怒りの様子。 それもそのはず、6戦中5勝目を上げたことには誰も触れず、 くだらない質問ばかりするマスコミには参りますわな。 「ジェノヴァ組」がメンバーに多くいたので、多くの地元サポーターがいるのかなと思えば、 2万5千人の観客の内、その大半がアルバニア人(アルバニアとは、初対決)… ホーム戦ながら、完全に「占拠」されたルイジ・フェッラーリス。 最早外国人にやりたい放題されつつある痛リア…
tuttomercatoweb.com カナがピッチに侵入してきたサポーターにピッチでサインをするとか…
lapresse.it 何でもありの世界… そんな中で、ジェノヴァ組のオカカがゴールを決める(オウンゴールですけど…)。 デビュー戦での代表初ゴール、しかもホームで。 夢のようなシナリオですね。 というか、彼は使えますね(もう1人の黒人さんよりは、ゴールに向かう意識も強く断然使える)。 その2軍?というか、新人組のアッズーリは、チェルチが大暴れ。 そして、セバも…いつものようにゴールとは縁がない(見所は結構あるんですが)。 デストロも献身的な守備を見せつつも…アレは決めて欲しかった (決まっていれば、コンテに良い印象を与えれたはず)。 ベルトラッチも良いシュートを放つ。 アクィラーニは…う~ん、レジスタ向きではないですね。 というか、ローマ時代がマックスでした。 パローロには、もっと期待していましたが、ラツィオ&ローマ組には、 4-3-3が合っているかもしれないですね。 ということで、次に期待。 アントネッリは、ジェノアでは良い試合をするのに、代表に行けば能力が半減、経験不足? ボヌッチは、時々冷や汗をかかせる場面もちょくちょくありつつ、 レジスタはアクィラーニというよりボヌッチ。 モレッティ、この方アッズーリデビュー戦の割には、安定したプレーをしていましたね。 後は、経験ですか… デ・シルヴェストリは…何となく、ボヌッチとモレッティと3バックを組んでいたように見えましたが、 この人選はちょっと… W杯のイングランド戦で大ヒットしたシリグ、今日はちょっとボンヤリ気味。 それから、多くの入れ替え、最後には、癌と戦ったアチェルビまで登場。 サッカーは、ドラマを見せます。 そのようなフレッシュ組のアッズーリでも、今回は、相手のプレスもそれほど強くは無く、 始終完全にアッズーリがボールを支配する展開だったので、 強豪と戦った場合、当然様相は大きく変わるでしょうけど、 とにかく、致命的なミスが多すぎ。 これは反省点。 前に、「人材不足なのか」と書きましたが、 とにかく、今回の見所は、チェルチ。 1対1で交わせる彼の能力は大きいですね。 それに、デストロも使える (むしろ、Lシャー(インシーニェ)とフロレンツィかガッビアと3トップを組ませたい)、 オカカのフィジカルとスピードとテクニックも使える、そしてベルトラッチ、 これらの選手は、これからもこのグループに残るような気がします。 とは言っても、未だにレベルはまだまだ… 例え「控え」に入ったとしても、欧州では、「控え」でさえ「違いを見せる」選手たちが ワンサカいるので、やはり今の好調さ、クオリティーをそれぞれのクラブでどのくらい 維持でき、成長できるかがポイントとなりそうですね。 今年は、その「ジェノヴァ組」が好調なので(とは言っても、イタリア人選手は少ないですが…)、 期待はしています(特にオカカとガッビア)。 まあ、要するに、「黙ってコンテに仕事をさせろ!」、これは言えてますね。 結果は出しているわけですから、今のところ責める理由がありません。 というか、微妙に気になるのが…4ヵ月間空くからと言って、まさか冬に「代表合宿」とかしないですよね? これまでプランデッリに選手を引き抜かれることを「忌み嫌って」いたコンテ、 一方今となっては逆の立場。 とは言っても、無茶なことは止めて。。。(特に怪我人これ以上出させないで…) それが、クラブとの確執なんでしょうねぇ(仕方ないと言えば仕方ないですけど) バロへの「性格を変えさせるだけの時間がない」、笑わせてもらいました。 残念、カッサーノになるかならないかは彼次第だけど、バロは若くしてお金をもらい過ぎ… それが原因じゃないかなぁ FORZA AZZURRI !!!
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