セリエA 14-15 第15節 初日
- 2014/12/14
- 19:36

lapresse.it
シーズン最初の「不振」もどこへやら、7戦無敗と記録を更新するローザネロ。
2009-10年シーズンのデリオ・ロッシ監督が築き上げた記録をさらに更新する。
最後まで行方が分からなかったサッスオロの試合をモノにしたのは、
最近鳴りを潜めていた「雄鶏」ことアンドレア・ベロッティ(93年世代)の雄叫びである。
ディバラ、バスケスに次ぐベロッティの雄叫びで、
引き分けかと思えた試合で勝ち点2を取り戻し、9位まで上昇。
監督交代でお馴染みのサンパリ―ニ会長は、きっと大喜びのはずだ。
一方で無敗記録を止められたサッスオロ。
数的不利の状況の中、パヴォレッティの今季初ゴールで終了間際に追い着くも、
最後の最後で嘲笑された。
しかし、お互いに「交代策」を的中させたこの試合、
ディ・フランチェスコ監督もそこまで悔やむ必要はない(最終的には9名だが…)。
そして、一時期の不調を乗り越え、こちらも挽回してきたラツィオ。
一時失っていたゲームを取り戻し、サイドはしっかりと機能し、
マウリの復帰、そしてついに「移籍金に見合う」働きをし出したフェリペ・アンデルソン。
ジェノアに勝ち点で追い着き、ついに従兄弟のローマを射程距離内とする
3位の座まで辿り着いた。
反対に、今季のアタランタの悪夢は続く。
前線は全く機能せず、特にこれまで頼りであった大黒柱のデニスは絶不調。
危険なゾーンである18位との差はたったの3、昨季の勢いは完全に失われた。
スタディオ・レンツォ・バルベーラ (パレルモ)

repubblica.it
リゴーニ(2’)、パヴォレッティ(86’)、ベロッティ(90’+3’)
パレルモ (3-5-2)
ソレンティーノ
ムニョス、ゴンサレス、アンデルコヴィッチ
モルガネッラ、リゴーニ(83’ボルツォーニ)、マレスカ(88’ベロッティ)、チョチェフ(73’デッラ・ロッカ)、ラザール
バスケス、ディバラ
監督: ジュゼッペ・イアキーニ
サッスオロ (4-3-3)
コンシーリ
ガッツォーラ、カンナヴァーロ、アチェルビ、ロンギ
タイデル(83’パヴォレッティ)、マニャネッリ、ミッシローリ
フローロ・フローレス(68’ポミーニ)、ザザ、サンソーネ(77’フロッカリ)
監督: エウセビオ・ディ・フランチェスコ
警告: ガッツォーラ(54’)、マニャネッリ(78’)、ザザ(85’)、ベロッティ(94’)
退場: コンシーリ(67’)、カンナヴァーロ(96’)
主審: ファビオ・マレスカ (ナポリ) (6,5)
↓
カンパーナ州出身のこのレフェリーによるセリエA2回目のレフェリングとなったが、
試合を正しくレフェリングした。
50分、ザザはゴンサレスの軽い接触を利用して倒れ、PKを狙った:
しかし、PKの判定を下さなかった判断は正しかった。
コンシーリへ下した退場処分も申し分のない判断である:
マレスカに対して決定機阻止としてのファウルをした(同GKさえもその判定には反抗しなかった)。
同じく後半には、アンデルコヴィッチがザザを引っ張ったことで、ザザは倒れた:
しかし、PKの判定は下さなかったが、その判断は正しかった。
そして、最後に不満を発散する為にしたカンナヴァーロのファウルに対して
下した退場処分の判断も正しかった。
採点: Calciomercato.it より
パレルモ
ソレンティーノ(7)、ムニョス(6)、ゴンサレス(6,5)、アンデルコヴィッチ(5,5)、
モルガネッラ(5,5)、リゴーニ(6,5)、マレスカ(6,5)、ベロッティ(7)、
チョチェフ(5,5)、デッラ・ロッカ(5,5)、ラザール(5)、バスケス(6)、ディバラ(6,5)
ジュゼッペ・イアキーニ監督 (6)
サッスオロ
コンシーリ(5)、ガッツォーラ(6)、カンナヴァーロ(5)、アチェルビ(6)、
ロンギ(6)、タイデル(6)、パヴォレッティ(6,5)、マニャネッリ(5,5)、
ミッシローリ(5)、フローロ・フローレス(5,5)、ポミーニ(6,5)、
ザザ(5,5)、サンソーネ(5)
エウセビオ・ディ・フランチェスコ監督 (6)
ラツィオ - アタランタ 3-0
スタディオ・オリンピコ (ローマ)

tuttomercatoweb.com
マウリ(6’、27’)、ルリッチ(81’)
ラツィオ (4-3-2-1)
マルケッティ
バスタ、デ・フライ、カナ、ラドゥ(82’カヴァンダ)
ゴンサレス、レデスマ、ルリッチ
マウリ(73’ケイタ)、フェリペ・アンデルソン
ジョルジェヴィッチ(76’クローゼ)
監督: ステファノ・ピオリ
アタランタ (4-3-1-2)
スポルティエッロ
ベナルアン、ステンダルド、ケルビン、デル・グロッソ(63’ドラメ)
ミリャッチョ(60’ダレッサンドロ)、チガリーニ、カルモナ
モラレス
デニス、ビアンキ(73’ボアキエ)
監督: ステファノ・コラントゥオーノ
警告: デニス(36’)、ミリャッチョ(48’)
主審: ジャンルカ・ロッキ (フィレンツェ) (5,5)
↓
まあまあのレフェリングだった。
全体的に見れば、被害は出さなかったということがすでに大事なことである。
勿論、後半にミリャッチョがラドゥに肘打ちを見舞ったことで
レッドカードが出されるべきだったという議論の余地のある判定はある。
そして、エリア内で起きたダレッサンドロへのラドゥのファウルへの判断にも
議論の余地はあるが、結果として、そのファウルを流した判断は正しかったように見える。
採点: Calciomercato.it より
ラツィオ
マルケッティ(6)、バスタ(6,5)、デ・フライ(6,5)、カナ(6,5)、ラドゥ(6)、
ゴンサレス(5,5)、レデスマ(5,5)、ルリッチ(6,5)、マウリ(7,5)、
ケイタ(6,5)、ジョルジェヴィッチ(6)、クローゼ(6)、アンデルソン(7)
ステファノ・ピオリ監督 (6,5)
アタランタ
スポルティエッロ(5,5)、ベナルアン(6)、ステンダルド(6)、ケルビン(5)、
デル・グロッソ(5)、ドラメ(5,5)、ミリャッチョ(5)、ダレッサンドロ(5,5)、
チガリーニ(5)、カルモナ(5,5)、モラレス(5,5)、デニス(5)、
ビアンキ(4,5)、ボアキエ(5)
ステファノ・コラントゥオーノ監督 (5)
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