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ユーヴェ4.0、いかなる場合でも、初心忘るべからず、驕るべからず、編。
ジェノア戦前日記者会見 (全訳) 参考元: Tuttojuve.com
-どうすれば、水曜日に行った見事な試合の余韻に浸っていなかったり、
有頂天になっていないなどという平常心を保てますか?
それから代表監督は、バルザリのコンディションについて情報を尋ねに
あなたに連絡しましたか?
「決して我々は余韻になど浸ってはいないよ。
それは、1st.レグにせよ、2nd.レグにせよ、最高のベスト16を戦ったからだよ:
先に進むという目標があったし、その目標を達成することができたんだ。
よって、これからは、このベスト8の試合に向けて準備して行くつもりだよ。
今から、まず何よりもリーグ戦で我々を倒し、アウェイ戦で勝ち点20を稼ぎ、
ビハインドを負った状況から7回も挽回に成功したジェノア戦という
とても難しい試合が待ち受けているね。
きっと難しく複雑な試合になるはずだよ。
彼らには、試合を準備する為に1週間の時間があったし、
我々には、実際のところ今日しか試合を準備する時間は無いわけだからね。
したがって、我々は非常に優秀でなければいけないんだ。
特に明日の試合から、とは言え、それから中断期間に入り、
そうすることで少しエネルギーを回復させ、何名かの選手たちも復活するだろうけど、
明日の試合に加え、それからの2試合、つまりホームでのエンポリ戦とパルマ戦
という3試合が、敢えて自分たちの首を締めさせない為にも、問題を作らせない為にも、
そしてフィレンツェでのコッパイタリアの2nd.レグやモナコとのベスト8を
ベストな形で準備することができる為にも、このリーグ戦を決める為の
決定的な試合になると考えているからだよ。
2つの目の質問に関して言えば、私には連絡してきてはいないよ。
とは言え、私が起用できる選手たちは、全員調子が良いんだ。
バルザリは調子を取り戻したし、たとえ実際8ヶ月間も試合に出場していなかったとは言え、
とても素晴らしい2試合を行ったんだよ。
したがって、選手たちが代表チームへ行くのであれば、
全員が調子が良いことを意味するわけだし、それはとても嬉しいことだね。」
-昨日の抽選結果に対するより具体的なコメントをお願いします。
くじ運が良かったことは、全会一致していますね。
これから中断期間に入ることを考慮し、ベストメンバーのユヴェントスが起用される
はずだと私たちは期待すべきですか、それとも休ませる必要のある選手たちが
何名かいますか? 何名かの怪我人が戻って来ますか?
「抽選結果に関して言えば、まず何よりもベスト8の試合なんだよ。
モナコがベスト8に入ったということは、つまりそれだけの価値のあるチームであることを
意味するわけだし、それだけの功績があったことを意味するんだ:
良い試合をしながらアーセナルを敗退させるなんて、容易なことではないんだよ。
私は昨日、対戦カードが決まった後に、ユヴェントスがこの抽選会で運がついていた
という記事を読んだけど、私としては、それはその反対ではないかなと思うんだよ。
つまり、ユヴェントスがホームで行った試合とドルトムントで行った試合
の2つの試合を考慮して、その他のチームこそが、現在我々と当らなくて
安堵の吐息をもらしているはずだと考えているね。 逆の見方もあるんだよ。
ベスト8の試合はとても難しいし、先に行ける可能性があるのだから、
ベストな形で試合を準備する必要があるね。
明日に関して言えば、回復した選手で言えば、インフルエンザから治ったマルキーシオは
調子が良いし、ストゥラーロは、今日から起用可能となるよ。
ピルロはまだ起用できないし、中断期間を終えてから起用可能となるはずだね。
それからポグバは起用できないよ。
3日前に怪我をしてしまったから、起用できないんだ。
今日の全員のコンディションを見て、明日判断するよ。
とは言え、大幅な変更をするわけにはいかないんだ。
モラタは出場停止だし、よって私が起用できる15~16名に加え、
優秀でもある2名のプリマヴェーラの青年が、我々と共にベンチに座ることになるはずだよ。
これで全員だね。」
-いつ頃スクデットを獲ることになるか、すでに計算しましたか?
ドルトムント戦後には、アッレーグリ監督のユーヴェについてかなり話題になりましたが、
そう考慮されることに、誇りを感じていますか?
欧州のユーヴェには、どれくらいあなたの功績が含まれていますか?
「私は、計算することを好まないんだよ。 私が実家の辺りでは、こう言われているんだ:
一度でも計算すれば、農民が湧いて来る、とね。
したがって、計算しない方が良いと思っているよ。
決定的となるこの3試合が行う前にそう言ったんだ。
とても優秀である必要があるし、過小評価してはいけないんだよ。
対戦相手を過小評価するということは、リスペクトに欠けることを意味するし、
特に試合は、実力で勝つべきだからね。
明日は、対戦し難いチームであるジェノアを相手に0-0の状態で試合が始まるんだ。
ジェノアは、相手にゲームをさせず、問題を作り上げることができる厄介なチームなんだよ。
したがって、リーグ戦を長引かせないようにする為にも、これら3試合を通じて
リーグ戦の将来の大部分が決まることになるのは当然のことなんだ。
よって、我々は非常に優秀でなければならないし、選手たちはそうであり、
とても責任感が強いと考えているよ。
アッレーグリのユヴェントスに関して言えば、ユヴェントスはアッレーグリのものではないんだ。
ユヴェントスは、100年以上もアニェッリファミリーのものだと考えているし、
サッカークラブの中を選手たちや監督たちがサッカークラブを通過して行っても、
クラブはそこに残るんだよ。
ユヴェントスは、選手たちにあるそれぞれの武器に対する自覚の中で
非常に成長したと考えているし、私だけではなく、私と共に仕事をする全てのスタッフ、
そしてクラブの人間という全員によって、より成長しようとする為の良い仕事がされたと考えているよ。
とは言え、それが目標でなければならないんだ。
最初のスクデットを獲った4年前からその仕事が始まったんだよ。
常に成長しようと、改善して行こうとする必要があることは、当然のことだね。
欧州レベルで競争力を維持する為には、当然今以上の仕事をして行く必要があるのは当然だし、
ユヴェントスには、一定して欧州のベスト8に入るという目標がなければならないと考えているよ。
それを成し遂げる為には、まず何よりも一番にしなくてはならないことは、
グループリーグを首位で突破することだね。
グループリーグを首位で突破することは、必ず少し優位な抽選結果を得られることができる
ことを意味するし、その結果、ベスト8に入る可能性がより高くなることを意味するんだよ。
それから、ベスト8ではあらゆることが起こり得るけれど、常に一定してベスト8に入れば、
当然より先に進める可能性も高くなるんだ。」
-今日発行されたフランス紙には、モンテカルロでポグバとPSGの会長があったことを
裏付けたとされるネドヴェド氏の主張が載せられていました。
ユヴェントスはこの主張を否定しましたが、
ポグバの将来についてあなたはどのように聞いていますか?
「将来や来季のことについては、未だに何も話してはいないよ。
それは、これからまだ行わなければならないとても重要な試合が沢山ある
と私は考えているからだね。
並外れた選手であるポグバが、ビッグクラブからオファーを受けているというのは、
当然のことだと思うし、それはユヴェントスに所属するその他の選手にも言えることだと思っているよ。
とは言え、欧州のベスト8に入ったユヴェントスが、それに1カ月後には
ベスト4に入れていることを願っているけれど、そうなれば、非常に高いレベルのチームである
ことを意味するわけだし、あらゆる選手がそのチームに来たがり、残りたいと思うようになるはずだよ。
したがって現時点では、我々はリーグ戦について考えて行くし、それからコッパイタリア、
そしてCLと考えて行くけれど、そこで一旦物事が落ち着けば、
来季の計画について考えて行くことにしよう。」
-8月には、とても強い懐疑心の中ここにやって来て、容易ではない歓迎を受けました。
それからこのチームは、あなたのユーヴェとなり、あなたの印を残しました。
リーグ戦では、直接対決を考慮すれば15点にもなる14点ものリードを付け、
ドルトムントのホームであのような勝利を飾り、コッパイタリアをも継続中であるという
このような現状となることに期待していましたか?
まさに、あらゆる予想以上の結果を出しています…
「3年間で3回スクデットを獲った監督の後に私がここに来た時に、
サポーターがショックを受け、ガッカリさせられたのは当然のことだよ。
だけど私は、私がすることや私の仕事に自信を持っているし、
とてもバランス感覚を重視しているし、事が上手く行っても決して大喜びすることはなく、
事が悪くなっても気を落とすような人間ではないと考えてるよ。
それは、価値の高いチームがあれば、その内きっとそれが表に出されるはずだからね。
このチームには、とても価値の高いクオリティーがあると考えているし、
過去の3年間にそれを証明したんだ。
それに、今年も証明したし、さらに改善の余地のあるクオリティーがあると考えているよ。
それは、このチームには、若い選手と、偉大な目標を掲げ、
未だに驚かしたいという意欲のあるベテラン選手が混じっているからだね。
もし、4年連続でスクデットが獲れれば、選手たちにとって並外れたことになるはずだと考えているよ:
もし、CLで準決勝に進めれば、素晴らしい準決勝戦を勝負できるはずだけど、
一歩一歩前に進む必要があると考えているね。
1つのことを成し遂げるには、しっかりとバランスが取れている必要があると考えているし、
特に非常に慎んで仕事に取り組む必要があるんだ。
それは、今日は優秀でも、明日には優秀ではなくなるかもしれないからだよ。
サッカーが素敵なのもそうでないのも、このせいなんだ。
現在物事は上手く進んでいるし、我慢する必要のある時期なんだ。
それは今、3か月前に比べて、より優秀でなければならないからだよ。」
-今は、あなたにとって一番良い時期ですか?
「これが素晴らしい時期だと願っているよ。 とは言え、最高の時期ではないんだ。
私の目標や熱望は、勿論選手たち全員の目標であるべきだけど、
より向上させ、重要なことを成し遂げることにあるわけだからね。
それを成し遂げる為には、強い犠牲的精神が必要となるし、
犠牲とは、フィジカルや知能といったトレーニングを意味するわけだけど、
選手たちはそれを今年だけではなく、この4年間で証明している最中なんだ。
通らなくてはならない道のりがあるのは当然だし、それは改善する必要のある道のりなんだよ。
このドルトムントとの2試合は、自身の武器について、より自覚した試合だと考えているし、
それをより確信した試合となったはずだね。
とは言え、決してそれが終着点ではないし、出発点でなければならないんだ。
つまり、継続しようとしなければならない、未だによくないことをさらに良くして行く為に、
仕事をしなければならない良い出発点だね。」
-昨年に欧州レベルにあることを証明したイタリアのチームは、ユーヴェしかいませんでした。
今年ユーヴェはチャンピオンズのベスト8に進出し、ELでは、2つのチームが残りました。
それでもこのリーグは、昨年ほどのレベルにない、より低くなったと言い続ける者もいます。
あなたはどう思いますか?
セリエAは、ブンデスやプレミアのレベルに戻ったと考えていますか?
「まず何よりも、ELで2つのチーム、CLで1チームというイタリアの3チームが、
重要な目標を達成する為に、未だに生き残っているという事実は、
イタリアサッカーの全てがダメなわけではないということを物語っているね。
したがって、イタリアでは、時々我々が失望気味になり、
我々にあるものを過小評価しがちになる傾向にあるけれど、そうではないんだよ。
より良くなったり、少し悪くなったりする周期や時期があるのは当然だけど、
イタリアサッカーは、常にあらゆるレベルで良い状態を維持してきたんだ。
3チームが欧州の大会で前に進んでいるという事実は、良い兆候だと考えているよ。
イタリアリーグに関して言えば、頻繁に言われるほど決して価値の乏しいリーグではないんだ。
だけど、イタリアでは、我々にあるものを侮辱する傾向や流行があるんだよ。
したがって、私はそれには納得しないんだ。
経済的な面に関して言えば、国の問題であり、チームが、違いを見せる事の出来る
偉大な選手たちを獲得することができない時期にあるというのは事実だよ:
とは言え、偉大な選手たちというのは、世界に千人もいるわけではなく、
6~7名しかいないんだ。
そうは言っても、イタリアでは、しっかりと自分たちを擁護できていると思っているし、
特にファーストチームでイタリア人選手たちをプレーさせる為に、
育成部門での仕事の計画を始めることが大事なことだと考えているよ。
たったの数年間で、イタリアが好みや意欲、特に青年たちにサッカーをさせる為の
クオリティーを失ってしまったとは考えていないからね。」
-過去に、100ユーロかかるレストランでテーブルに着くことはできないと言った者に対して、
あなた方が証明したように、その他のことで経済的な問題を解決することができると
言うことができますか?
「さっきも言ったように、ある事を成し遂げるためには、毎回小さな一歩を踏み出して行き、
徐々に成長して行く必要があると考えているよ。
私は、イタリアにはとても優秀なイタリア人選手たちが沢山いあると考えているし、
同様にそのような外国人も沢山いるね:
おそらく値段の高い料理を食べることはできないだろうけど、
イタリアのチームが余裕で高級レストランで食事をすることができるのは間違いないね。
とは言え、これがイタリアサッカーが再出発して行くべき最初の点だと考えているよ。
勿論イタリアサッカーだけではなく、固いベースを作る為の基盤も作られるべきだと考えているね。
さもなければ、土台のない建物の屋根を作ることなど、ほぼ何の役にも立たなくなるんだ。」
-どのようにして、モラタを進化させたのですか?
コマンは、シーズンの終盤に、状況がポジティブな形で進化した場合、
彼にも大きな成長の余地があると言うことはできますか?
同じような爆発に期待していますか?
テベスに関してですが、もしあの年の1月に彼を獲得していれば、
どのような結果になっていただろうなどと、少なくとも一度は考えたことはありますか?
「テベスに関して言えば、あらゆる偉大なカンピオーネたちのように
並外れた選手だと考えているよ。
あまりにも優秀すぎて、僅かなことを言うだけで十分なんだ。
特に気合が入っていて、意欲に溢れていれば、違いを見せるからね。
それから人生では、様々なことが日に日に変わって行くんだよ。
それは、サッカーの試合のように、人生もエピソードによって決められるんだ。
したがって、幸運にも私はユヴェントスにいれて、ユヴェントスで監督をしているんだよ。
ミランで彼をコーチする可能性もあったけど、それも今となっては過去のこととなってしまったんだ。
よって、これ以上その話に戻ることには何の意味もないし、
そうなる運命だったように感じているよ。
モラタは、レアル・マドリードからやって来た青年だし、若いし、
継続性を見つけることが必要だったんだ。
それは、若い青年として扱うことと、ユヴェントスによって2千万ユーロ支払われた選手として
扱うことは異なることだからね。
したがって、素晴らしい将来性を秘めた重要な選手なんだよ。
彼には、彼の道のりを歩むことが必要だったんだ。
今では、フィジカル的にもテクニック的にも異なる選手となったね。
モラタには、並外れたクオリティーがあるんだよ。
それを判断する為にアッレーグリが必要なわけではないんだ。
よって、彼の成長が必要だったんだよ。
この成長の中で、彼の傍についていたという意味でも、それにあの時は、
モラタにまだその準備ができていなかったという意味でも、
ジョレンテの存在が重要で必要不可欠だったと考えているね。
ジョレンテは、先発で出場した時にも、途中から出場した時でも、
素晴らしいことをしたし、チームの為に非常に賢明に仕事をしたよ。
コマンは若い選手であり、部分的に試合に出場し、素晴らしいことを垣間見させたね。
私は、トレーニング中に彼を観察しているし、成長しているところなんだ。
それに96年世代だし、時間が必要なんだよ。
それはいつも言うように、偉大なチームにいて、中3日で試合をすれば、
1週間に一度試合をし、2度引き分けても何も起きないチームにいる事とは異なるんだ。
ここでは、一度でも引き分けてしまえば、すでにちょっとした批判が始まるわけだからね。
したがって、優秀にコントロールできなければいけないんだ。
とは言え、ビッグクラブにいれば、それは当然のことだと考えているよ。
幸運にも私にはマトリがいるし、今調子が良いから、きっと手を貸してくれるはずだね。
それから、神がベストコンディションを維持させてくれているテベスがいるんだ。
その他の全員にも言えることだけど、チームは調子が良いと考えているし、
チームは自分たち自身に自信を持っているよ。
とは言え、この時期は、最も難しい時期だと考えているし、しっかりと現実を見る必要があるんだ。
しっかりと集中でき、良い仕事ができ、今結果を出すことができれば、
それはドルトムントと試合をすることよりも最も難しいことだと言えるからね。
ドルトムントと試合をすることや、ドルトムントとの試合を準備することは、
モチベーションや刺激という意味で、かなり容易なことだったと考えているからだよ。
よって、明日のジェノア戦では、大事な試験となるし、とても強い責任感が必要となるし、
特に明日の試合の試合の重要性を理解する為の知性が必要となるんだよ。
私は、中断期間をとても穏やかに落ち着いて過ごしたいからね。」
-ローマの崩壊にどれほど驚きましたか?
ガルシア監督に伝えるべきアドバイスなどありますか?
「まず何よりも、私から伝えるべきアドバイスなどないね。
それは、すでに私自身がすべきことでさえ苦労しているからだよ。
それから、状況の中で、本来の姿を取り戻す必要があるんだ。
イタリアリーグは、試合に勝つことは容易なことではないということを証明していると思うし、
しっかりとバランスが取れている必要があるし、あらゆるチームが、常に死ぬ気で
我々に試合を挑んでくることから、我々にとって、全ての試合で
ある一定のレベルの試合をすることは、常に難しいことだし、
試合に勝つためには、我々自身に勝負する覚悟ができている必要があるんだよ。
ローマには、挽回する為の全ての可能性があると考えているし、
まだ11試合残っているんだ。 つまり、勝ち点33獲ることができるわけだね。
よって、現在勝ち点50獲得しているわけだから、勝ち点83まで辿り着けることが可能なんだ。
現時点では、スクデットを獲るには最低でも勝ち点83獲る必要があるということだね。」
-ユヴェントスの監督となってからのこの8カ月間で、あなたはこのチームが
テクニック的に向上する必要があると繰り返し言ってきました。
どのくらい向上しましたか?
チームが勝ち点を獲る上で優秀な監督がそれに影響を与える確率とは
どのくらいのものですか?
「まず何よりも、どのくらい勝ち点に影響を与えるかなどは分からないよ。
所謂優秀な監督というのは、おそらく出来るだけチームから勝ち点を取り除かせない監督
のことを言うと思うし、それこそ優秀な監督ではないかな。
チームがテクニック的により良い試合をする必要があると私が言うのは、
サッカーがボールを使うスポーツだからだし、よって、
テクニック的に良いプレーを必要とし、あまりミスをしてはいけないスポーツだからだよ。
ミスが多くなればなるほど、相手にボールを渡してしまうことになるからね。
テクニック的に良い試合をする為には、スピードがなければならないし、
慎重でなければならないし、集中していなければならないし、それからこのチームには、
クオリティーがあり、そうするだけの特徴があると考えているんだ。
それは、この1年間で証明したね。
あまり良い試合をしなかった1ヶ月間も過ごしたけれど、それは、
通過期間の一部だと考えているよ。
とは言え、リーグ戦の38試合で良い試合をすることができるチームだと
考えたり信じることなどできないし、さらにチャンピオンズやコッパイタリアの試合もあるわけだからね。
そういう時期には、酷い試合をしてでも勝つ必要があるし、そういう試合こそが、
最終的にリーグ優勝させる最も重要な試合なんだよ。
特にこの時期には、出番が少なかった選手たちが手を貸してくれる時期なんだ。
それは、ホームでのサッスオロ戦を見れば分かるね:
ぺぺにしてもジョレンテにしても、とても上手く試合にフィットしたんだ:
最後に行ったパレルモ戦でも同様だよ:
だから、いつも私が言うように、グループこそが必要不可欠な要素なんだ。
現在、そして1年の中で重要な勝ち点は、出番の少ない選手たちによってもたらされるんだよ。」
ジェノア戦の招集メンバー (20名)
1.ジャンルイジ・ブッフォン
3.ジョルジョ・キエッリーニ
5.アンジェロ・オグボンナ
7.シモーネ・ぺぺ
8.クラウディオ・マルキーシオ
10.カルロス・テベス
11.キングスレイ・コマン
14.フェルナンド・ジョレンテ
15.アンドレア・バルザリ
19.レオナルド・ボヌッチ
20.シモーネ・パドイン
23.アルトゥーロ・ビダル
24.マッティア・ヴィターレ
26.ステファン・リヒトシュタイナー
27.ステファノ・ストゥラーロ
30.マルコ・ストラーリ
32.アレッサンドロ・マトリ
33.パトリス・エヴラ
34.ルビーニョ
37.ロベルト・ペレイラ
ユヴェントス-ジェノア 予想フォーメーション
Mrsuperfly Superfly
「スカイ・スポルト」情報
抽選会後のパヴェル・ネドヴェド氏へのインタビュー (4分48秒~)
-すでにパヴェル氏とは、事を明白にしておきました。
私たちとしては、決まり文句は求めてはいませんし、
きっと全ての試合が難しいとは仰るでしょうけど、そのフレーズも聞きたくはありませんし、
むしろ、全ての試合が難しいというフレーズは良しとしても、
このような対戦カードを望んでいたとは言えますよね? 図星ではありませんか?
「それは言い辛いことだけど、後でそれについては言うことにしよう。
とにかく、これらのチームが当たる可能性のあったチームであることには間違いなかったわけだし、
ボルシアと当ったベスト16の時のように勝負するつもりだよ。
あの時でさえ、先に進める可能性はあったわけだからね。
だから、我々にとってみれば、それこそが大事なことだよ。」
-先に進める可能性と言うのは、つまり早い話が準決勝に進出するということを意味しますが、
ここ数年間の間に歩んできた道のりを考慮すれば、あなた方にとって、
準決勝に辿り着くことは驚くべきことではありませんか?
これまで多くの山場を乗り切り、そしてまさに今その山場を乗り切ろうとしているところですが、
あなたにとって、これら全ては想定内のことですか?
「私が思うに、そういった話をするには、まだ時期尚早なことだね。
最近では、選手たちの負傷が目立ってきているし、そのことにより、
チームのエネルギーをも管理して行く必要があるんだよ。
それに、我々がすでにリーグ優勝したなどという誤ったことも聞かれるけれど、
まだリーグ戦は長いわけだから、確かなことではないね。
よって、集中力を欠かさずに現状を維持して行かなければならないし、
特にこの時期には、さっきも言ったように、完璧にエネルギーを管理して行く必要があるんだ。」
-まだリーグ優勝していないということですが、この場合、
逆にあなた方がリーグ優勝しない方がセンセーショナルなことになるわけですが、
最後にアッレーグリ監督に関してお聞きします。
彼は、あらゆる山場を乗り越えているところですね。
ここに来た初日から、例えばヴィノーヴォで初トレーニングを行った日には、
サポーターから車に向かって唾を吐かれていましたが、
今では、特にボルシア戦では、マッチウィナーだと言っても過言ではありませんね?
「当然、あの試合だけではないとは言わなくてはいけないね。
最近では、あらゆる判断や采配を的中させているわけだから、
彼に対しても、彼のスタッフに対しても、ここにやって来た初日からしている
彼らの仕事について称賛しなければならないんだ。
信じられない仕事をしているし、その上それは彼の過去のおかげかもしれないね。
つまり、4年間も偉大なクラブであるミランで監督を務めていたし、
それから、その経験を我々にもたらしてくれたんだよ。
本当に完璧な形で選手たちをまとめているし、よって、私としては、
これからの将来においても、我々に彼の力を貸してもらえるよう願っているところだね。」
-(ジュゼッペ・ベルゴミ氏)
先日行われたボルシア戦だけど、欧州でも強くなったという認識が感じられたかな?
つまり、並外れた能力を有する2名のFWの才能と本当に見事な守備をもする
チームのゲームとが上手く組み合わさっているということだね。
モナコと当ったけれど、私の見解では、どのチームと当るとしても、
互角の試合ができたはずだよ。
それは、君たちが信じられないほどの自覚を取得したからだね。
「おそらく、私が外から感じたことと全く同じことを君も感じたんだね。
本当にタフなチームだったよ。
ほぼ相手にチャンスを作らせない固い守備、
そしてしっかりと走り、アイデアが豊富な中盤、
それから、信じられないほど絶好調な時期にある2名のFWがいるんだ。
したがって、最も適切な時期にこういった成功を収めることができたわけだけど、
それも監督のおかげだね。
さっきも言ったように、こういう形で欧州戦に挑めることができるようエネルギーをしっかりと管理し、
しっかりとチームをまとめ、そしてチームに落ち着きをもたらしたからだよ。
おそらく近年に我々に足りなかった事とは、まさにこれではないかと考えているね。」
-(ジャンカルロ・マロッキ氏)
経験を重ねてみてみよう。
96年には、我々はCLで優勝したけれど、リーグ戦は、義務感の為だけに試合をする形で
ほぼ完全にリーグ戦を無視して、CLに全てを集中させていたね。
君としては、そうして物事を2つに分けて考えることの方が正しいと思うかな?
それは、私が見る限り、チームには、メンタル的、フィジカル的なエネルギーが無限にあるとは
思えないからね。
常に100%の試合をしていれば、その中でも最も価値のある試合となるモナコ戦で
いざ本番となった時に、100%の試合ができないかもしれないね。
そういったことからも、少し頭を休ませるべきだと思うかい?
「決してその必要ないね。
私には、まさにそれと全く逆のことが起きたんだよ。
我々は、2003年シーズンにリーグ優勝をしたけれど、そこで少し緊張感を切らしてしまったんだ。
その結果、最後にそのツケを少し払わされることになってしまったね。
だから、決してそうしてはいけないんだ。
毎回集中力を最大限に高めて試合に挑む準備をしておく必要があるし、
私としては、そうすることでCLでも先まで進めるはずだと考えているよ。
よって、そうすることは間違いだと思うね。」
-(マッシモ・マリアネッラ氏)
私は、モナコの試合の話に戻らせてもらうよ。
私たちは、先ほどペッペやジャンカルロと共にモナコについて分析したんだ。
彼らは、しっかりとした守備をし、守備の前にいるコンドグビアの価値は高く、
カウンターを得意とし、カウンターを仕掛けることができる優秀な選手たちが揃っている
チームだと先ほど言っていたわけだけど、どちらにせよ、明らかに勝利する確率の高い
ユヴェントスが、この試合に忍耐力を持って挑む必要がある、というのはどういう意味かな?
つまり、これが一番大事な特性なのかな?
焦らず、あまり考えすぎず、こちらの方が勝利する確率は高く、
彼らには捨てるものなど何も無い、こういった視点が一番大事な要素となるかな?
「それは間違いないね。
我々が欧州でもタフなチームであることを証明することだけに集中する必要があるし、
偶然にも、私はこのモナコとアーセナルの試合を2試合とも見たんだけど、
偶然にCLのベスト8に残ることなんてできないんだよ。
2試合とも素晴らしい試合をしたし、2nd.レグでは、少し苦しんでしまったとは言え、
衝撃を受けたとは言わなければいけないね。
ロンドンのエミレーツ・スタジアムでは見事な試合をしたし、
よって、彼らは、ホーム戦よりもアウェイ戦の方が強いのかもしれないよ。
だから、慎重に試合に挑まなければいけないんだ。」
ヴィノーヴォ情報 (54秒~4分50秒)
今日は午前中遅くに練習が開始され、ある者はピッチに残り、
ある者はドレッシングルームにいた中で、CLのベスト8の相手がモナコに決まったという
情報が届いた。
ベスト8に残ったチームの中でも一番レベルが低いチームと対戦することが決まったことから、
チームからは、喜びの表情も見られた。
とは言え、アッレーグリ監督からは、アーセナル戦での試合を考慮した
警戒のコメントがツイートされた。
今日は、かつてユヴェントスに所属していたマルセロ・サラス氏に率いられ、
チリから12歳の少年たちがヴィノーヴォを訪れた。
彼らは、チリの大会で優勝したチームの少年たちであり、
その大会の賞が、イタリア旅行であり、ユヴェントスの同年代のチームと対戦することだった。
よって、下部組織のグラウンドの近くで、現在トレーニング中である。
それに加え、彼らの目的は、チリで現在最も有名なアルトゥーロ・ビダルと会うことであり、
写真を撮ったり、サインをもらったりした。
アルトゥーロ・ビダルへのインタビュー (2分41秒~4分23秒)
「(ビダル)
みんなでドレッシングルームにいた時に、
モナコと対戦することが決まったことを知ったんだよ。
きっと素敵な試合になるだろうし、重要な試合になるはずだね。」
-大喜びしましたか?
「いいや、欧州で最も優秀な8チームと対戦することになるわけだから、
どの相手と当たっても試合も難しい試合になる事には変わらないんだ。
きっと、先に進める確率は五分五分だと思っているし、
僕らは集中力を維持したまま、先に進んで行くようチャレンジしなければいけないんだよ。」
-少し過去に戻ってみましょう。
ドルトムント戦が終わった夜についてですが、会長もいたことですし、
ベスト8進出を祝ったと思いますが、何が起きたのですか?
「そうだね、みんな喜んでいたよ。
とても素晴らしい試合をしたし、とても難しい試合だったし、あそこに行って、
ドルトムントを相手に僕らが出したような結果で勝利をすることなんて
難しいことだったはずなんだよ。
だから、きっとあの時のパフォーマンスが、これからのリーグ戦やCLにおいて
きっと僕らに大きな自信をもたらしてくれるはずだね。」
-あの試合が始まったばかりの時は、少しあなた方からは、
ピッチで緊張の色や苛立ちが見えました。
それは、少し試合の迫力に押されていたというような特別な理由があったのですか?
「いいや、そんなことはなかったよ。
試合の迫力を最大限に感じようとしていたんだ。
試合が始まって15~20分間そう感じていて、それから気が楽になって、
最終的には、ほぼ完璧な試合をすることができたね。」
-これからリーグ戦へと戻るわけですが、2位と14点もリードを離し、
さらにCLのベスト8のことを考えながら、集中力を維持しなくてはならないことは、
どのくらい難しいことですか?
「(笑)
難しいけど、4年連続でスクデットを獲ることしか僕らの頭の中にはないんだ。
だから、そう考えるだけのことだよ。」
-日曜日には、前半戦であなた方を苦しめたジェノアとの対戦となります。
あの時は信じられない負け方をしましたが、あの時の復讐をする気持ちが強いですか?
「そうだね、今季で唯一負けてしまった試合だからね。
だから、絶対に勝利しなくてはいけないんだ。」
ポグバがCLのベスト8で復帰する可能性はほぼ絶望的で、
おそらく準決勝の1st.レグや2nd.レグ、または万一の決勝には間に合いそうだが、
今のところ、復帰がいつになるかは未だにはっきりと言うことはできない。
パヴェル・ネドヴェド氏へのコメント (6分34秒~7分23秒)
「それは言い辛いことだけど、後でそれについては言うことにしよう。
とにかく、これらのチームが当たる可能性のあったチームであることには間違いなかったわけだし、
ボルシアと当ったベスト16の時のように勝負するつもりだよ。
あの時でさえ、先に進める可能性はあったわけだからね。
だから、我々にとってみれば、それこそが大事なことだよ。
我々が欧州でもタフなチームであることを証明することだけに集中する必要があるし、
偶然にも、私はこのモナコとアーセナルの試合を2試合とも見たんだけど、
偶然にCLのベスト8に残ることなんてできないんだよ。
2試合とも素晴らしい試合をしたし、2nd.レグでは、少し苦しんでしまったとは言え、
衝撃を受けたとは言わなければいけないね。
ロンドンのエミレーツ・スタジアムでは見事な試合をしたし、
よって、彼らは、ホーム戦よりもアウェイ戦の方が強いのかもしれないよ。
だから、慎重に試合に挑まなければいけないんだ。」
マルセロ・サラス氏へのインタビュー (8分48秒~10分5秒)
「僕がユーヴェやラツィオの試合を見るのは、昔それらのチームでプレーしたわけだし、
良い思い出が残っているわけだから、言わば当然のことだね。
だから、いつも試合は見ているよ。
今日は抽選会の様子も見たし、君が言ったようにモナコと当ることになったね。
ユーヴェは問題なく先に進めるはずだと思っているし、
リーグ戦でも14の差はとても大きなリードだよ。
それは、良い仕事をして来たことを意味するものだし、実際良いゲームもしているね。
それに試合も見たし、ユーヴェにしても、昔一緒にプレーしたブッフォンにしても
このことに嬉しく思っているよ。
それに今、現在チリで最も優秀な選手であるビダルもこのチームにいるわけだから、
とても嬉しいね。」
-若い少年たちと共に新たなマルセロ・サラス氏が登場しましたが、
どのようにしてこのような状況が生まれたのですか?
「今回は、これらの情念たちの単なる同伴だよ。
彼らがここで同世代のユヴェントスの少年たちと何試合か対戦し、
ここで少しの間トレーニングすることになっていてね。
彼らがチリのリーグ戦で優勝したことからも、これは褒賞なんだ。
よって、優秀なチームだったから、ここに連れて来ることになったんだよ。
彼らはとても喜んでいるし、今回僕は、彼らの同伴者としてここに来たんだ。」
アルバロ・モラタは、ユーロ戦のウクライナ戦とオランダとのテストマッチに向けて、
再びスペイン代表に招集された。
最早モラタは、スペイン代表の固定メンバーとなったと言える。
よってこれは、ユヴェントスでインターナショナル的なレベルの成長が見られたことを
証明する証拠である。
(10秒~2分15秒)
CLの抽選結果に喜ぶヴィノーヴォでは、この日、エル・マタドールこと
マルセロ・サラス氏に連れられてやって来た若いチリ人のサッカー少年たちで賑わい、
彼らは、現在チリで最も有名な選手となったアルトゥーロ・ビダルと会って、
写真を撮り、サインをもらい、話をし、アドバイスをもらった。
そのアルトゥーロは、ニヨンで行われた抽選会で、
CLベスト8で対戦する相手がモナコとなったことを知っていた為に、
彼らが到着する少し前にすでに微笑んでいた。
「(ビダル)
みんなでドレッシングルームにいた時に、
モナコと対戦することが決まったことを知ったんだよ。
きっと素敵な試合になるだろうし、重要な試合になるはずだね。」
-大喜びしましたか?
「いいや、欧州で最も優秀な8チームと対戦することになるわけだから、
どの相手と当たっても試合も難しい試合になる事には変わらないんだ。
きっと、先に進める確率は五分五分だと思っているし、
僕らは集中力を維持したまま、先に進んで行くようチャレンジしなければいけないんだよ。」
ビダルが度を越すような発言を控えたように、アッレーグリ監督もツイッターで、
ベスト16で行われたアーセナルとの2試合を振り返えらせた。
しかし抽選結果は、その他の対戦カードを考慮してみも、客観的に見て、
優位な結果だと考慮しないわけにはいかない結果であり、
クラブもそのことを良く分かっている。
ユヴェントスは、17年ぶりにモンテカルロへ戻って来ることとなる。
98年の4月に行われたCLの準決勝では、ユヴェントスはトリノで4-1で勝利を収め、
モンテカルロで3-2で負けた。
1st.レグでは、デル・ピエロがトリプレッタを決めた後にジダンが4ゴール目を決め、
反対にそのモナコでは、若きティエリ・アンリとダヴィド・トレゼゲがプレーしていた。
そのような彼らと、2シーズン、マルセロ・サラスもFWの同僚としてプレーした。
-このユーヴェは、どこまで行けると思いますか?
「決勝まで行ければいいね。
全てが上手く行き、先に進んで行けると願っているよ。
今日は抽選会の様子も見たし、君が言ったようにモナコと当ることになったね。
ユーヴェは問題なく先に進めるはずだと思っているし、
リーグ戦でも14の差はとても大きなリードだよ。
それは、良い仕事をして来たことを意味するものだし、実際良いゲームもしているね。」
エル・マタドールは、状況を楽観的に考えており、少年たちも非常に喜び、
そしてビダルも、少年たちが来ているその白と赤のユニフォームのカラーを
モナコ公国のチームのクラブカラ―と照らし合わせたみたいだ。
(2分47秒~)
最早、98年に準決勝でリッピ監督率いるユヴェントスが破った
アンリとトレゼゲのいたモナコではなく、
世界でも最も価値の高いファルカオとハメス・ロドリゲスの2トップのいた
ラニエリ監督が率いた昨年のモナコでもない。
現在のモナコは、自身の限界を認識しつつも、自身の夢を出来るだけ長く見続けたい
とするチームである。
「(モナコの副テクニカルディレクターアンドレア・ブッティ氏)
もし我々のチームが、最後の最後まで戦うことができれば、
その時はきっと奇跡を起こすこととなるね。」
モナコは、すでに奇跡を起こした。
かつてユヴェントスにも在籍していたディディエ・デシャン現フランス代表監督が
11年前にモナコで指揮を振るっていた時には、モリエンテスやエヴラが所属するチームで
CLの決勝まで進み、そこでモウリーニョ監督率いるポルトで敗れた。
一方今季は、ベスト16でアーセナルと対戦し、最も素晴らしいモナコを見せて
ロンドンで3-1で勝利をしたことが、ベスト8へ進出させる結果となるという
半分奇跡を起こしてみせた。
夏にラニエリ監督が解任された後、後任として連れて来られた
ポルトガル人のレオナルド・ジャルディム監督の手腕もはっきりと見て取れ、
リーグ・アンで9勝を収め、ここ13試合で1度しか敗北しておらず、
現在1試合少ない状態で4位の座につけている。
そのチームのメリットの大部分は、リーグ・アンで最少失点を誇り、
CLでも4失点しかしていない非常に固い守備にあり、
エキスパートなアンドレア・ラッジとリカルド・カルヴァーリョ、
そしてクロアチア人GKダニエル・スバシッチで構成されている。
さらに中盤もクオリティーの高い選手たちで構成されており、
ジョアン・モウティーニョと22歳のジョフレイ・コンドグビア、
そして、ジェレミー・トゥラランの経験も忘れてはならない。
しかし、メルカートの真の目玉商品は、同クラブの下部組織出身である
FWアントニー・マルシャルであり、さらには、昨年ローマにも近づけられた
フェレイラ・カラスコ、そして、2012年にメルカートを騒がせたベルバトフがおり、
当時、結局フィオレンティーナとユーヴェのオファーを断り、フラムへ移籍することを決めた。
しかし、守備は最も優秀だとは言え、攻撃は最低であり、
CLでは僅かに7ゴールしか決めてはいない。
そして、スタッド・ルイ・ドゥという華麗ながらも収容能力の小さいスタジアムを保有している。
とは言え、奇跡を夢見ながら、すでに欧州の偉大な夜を体験することに喜んでいるチームだ。
(29秒~)
「(アッレーグリ監督)
それから、神がベストコンディションを維持させてくれているテベスがいるんだ。」
「God Saves Carlitos.」
これが、マッシミリアーノ・アッレーグリ監督によって再評価された
ブリティッシュ風の言葉である。
ゴールを決め、アシストを決めるところを、これまでにどれほど目の当たりにし、
その都度再評価してきたことだろう。
そして、あの年の1月にもしミランにやって来てくれていれば、
どれほど役に立っただろう、とどれほど考えたであろうか。
「(アッレーグリ監督)
ミランで彼をコーチする可能性もあったけど、それも今となっては過去のこととなってしまったんだ。
よって、これ以上その話に戻ることには何の意味もないし、
そうなる運命だったように感じているよ。」
あの時から数年遅れてしまったが、今、テベスは汗をかき、仕事をし、彼の為にゴールを決める。
モラタとのコンビは、ドルトムントを全滅させ、よりユヴェントスの方が進出する
確率の高かったベスト8進出をプレゼントした。
「(アッレーグリ監督)
私は昨日、対戦カードが決まった後に、ユヴェントスがこの抽選会で運がついていた
という記事を読んだけど、私としては、それはその反対ではないかなと思うんだよ。
つまり、ユヴェントスがホームで行った試合とドルトムントで行った試合
の2つの試合を考慮して、その他のチームこそが、現在我々と当らなくて
安堵の吐息をもらしているはずだと考えているね。」
まず、モナコと試合を行うまでに、これから3試合が待ち受けており、
それらの試合は、本当の卒業試験となるはずだ。
ドルトムントとの対戦は、相応しいモチベーションが自動的に湧いて来る為、
とてもシンプルなことだとアッレーグリ監督は言った。
一方で、高い集中力を維持することが難しい試合は、
ジェノア戦、エンポリ戦、パルマ戦だとも言った。
CLに向かう3試合であり、それらは、4年連続でスクデットを獲ることを決定的な形で定義する
ことになるはずの3試合である。
残念なのは、CLの試合にポグバが欠場してしまうことである。
ところでユヴェントスは、ネドヴェド氏が「ル・パリジャン」紙に、
関心を示しているバルセロナとレアル・マドリードの他に、PSGが、
正式なオファーをしたといった発言をしたという報道を否定した。
とは言え、もうすぐピルロが戻って来る。
特に、カルリートス・テベスがいる。
「(アッレーグリ監督)
それから、神がベストコンディションを維持させてくれているテベスがいるんだ。」
この言葉が、その証明だ。
ブルガリア戦(ユーロ欧州予選)(28日)
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GK
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マッティア・ペリン (ジェノア)
サルヴァトーレ・シリグ (PSG)
DF
アンドレア・バルザリ (ユヴェントス)
エミリアーノ・モレッティ (トリノ)
ジョルジョ・キエッリーニ (ユヴェントス)
アンジェロ・オグボンナ (ユヴェントス)
アンドレア・ラノッキア (インテル)
MF
ルカ・アントネッリ (ミラン)
アンドレア・ベルトラッチ (ジェノア)
アントニオ・カンドレーヴァ (ラツィオ)
アレッシオ・チェルチ (ミラン)
マッテオ・ダルミアン (トリノ)
アレッサンドロ・フロレンツィ (ローマ)
クラウディオ・マルキーシオ (ユヴェントス)
マルコ・パローロ (ラツィオ)
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マルコ・ヴェッラッティ (PSG)
FW
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マノーロ・ガッビアディーニ (ナポリ)
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