セリエA 15-16 第8節 初日
- 2015/10/18
- 08:58

repubblica.it
ローマで通算500試合出場を果たしたデ・ロッシ、
ゴールも決めて、2位への浮上を祝う。
そんなローマを苦しめたエンポリの粘り強さも1時間が限界:
ガルシア監督のゲームは未だに全てが納得いくものではないにしろ、
シングルプレイヤーの閃きのおかげで勝利には至る: セリエA最多得点チーム。
トリノ-ミラン: 最早ある意味ビッグゲーム。
カルピで恥をかいたトリノは、汚名を返上する為にリベンジに出る。
一方で、昨年と同じく覇気のない2連敗中のミランは、チームの建て直しを図る。
唯一頼れる男であるバッカ投入後直ぐにリードするも、長年「若返りを図る」がテーマの
そのロッソネロは、クリスタンテにサポナーラを手放した後、獲得を諦めたバセッリに
今度はその報いを受ける。
アッズリーニ化を推進するトリノ、そしてお金があっても投資に失敗するミラン。
将来性があるのはどっち?
スタディオ・オリンピコ (ローマ)

agi.it
ピアニッチ(57’)、デ・ロッシ(59’)、サラー(69’)、ビュッヘル(75’)
ローマ (4-3-3)
シュチェスニー
トロシディス、マノラス、カスタン、ディニェ
フロレンツィ(80’ヴァンクール)、デ・ロッシ、ピアニッチ(68’ウチャン)
サラー、ジェルヴィーニョ、イアゴ・ファルケ(55’ナインゴラン)
監督: リュディ・ガルシア
エンポリ (4-3-1-2)
スコルプスキ
ザンベッリ、トネッリ、バルバ、マリオ・ルイ
ビュッヘル、ドゥッセ、パレデス(68’マイエッロ)
クルニッチ(61’リヴァヤ)
プッチャレッリ、マッカローネ(79’ピウ)
監督: マルコ・ジャンパオロ
カード: ピアニッチ(37’)、ドゥッセ(39’)
主審: ピエロ・ジャコメッリ (トリエステ) (6,5)
↓
トリエステ出身の同レフェリーは、ミスのない良いレフェリングを行った。
カードの使用も相応しかった。
3分には、スコルプスキと1対1の状況になったジェルヴィーニョを止めたが、
リプレイでは旗を上げた線審が正しかったことを示している。
それ以外では、特に特筆したエピソードは無かった。
採点: calciomercato.it より
ローマ
シュチェスニー(5,5)、トロシディス(6)、マノラス(6,5)、カスタン(6)、
ディニェ(6)、フロレンツィ(6,5)、デ・ロッシ(6,5)、ピアニッチ(7)、
ウチャン(6)、サラー(6,5)、ジェルヴィーニョ(6)、イアゴ・ファルケ(5)、
ナインゴラン(6)
リュディ・ガルシア監督 (6,5)

sport.sky.it
ローマは直ぐに勢いよくスタートを切り、エンポリを苦労させたが、
それから徐々にジャッロロッシの気迫が消えて行き、互角の試合をするようになった。
後半、勝ち点3を持ち帰る為にはシングルプレイヤーが一突きするだけで十分だった。
スクデットは、このような形でも獲れるものだ。
エンポリ
スコルプスキ(5,5)、ザンベッリ(5,5)、トネッリ(5,5)、バルバ(5,5)、
マリオ・ルイ(5,5)、ビュッヘル(6,5)、ドゥッセ(6)、パレデス(6)、
マイエッロ(6)、クルニッチ(5,5)、リヴァヤ(6)、プッチャレッリ(6)、
マッカローネ(5)
マルコ・ジャンパオロ監督 (5,5)

gazzettaworld.gazzetta.it
エンポリは秩序よく守り、カウンターを仕掛けてジャッロロッソを真剣に苦労させた。
このトスカーナ州にあるチームは、未だにサポナーラの不在の罰をかなり受けているように見え、
実際にゴール数m前では、アイデアを欠き、クオリティーが低かった。
とにかく、ジャンパオロ監督の選手たちに対する全体的な印象はポジティブなもので、
このチームには、素晴らしいゲーム組織があるように見える。
後半になって、パフォーマンスが下がった。
トリノ - ミラン 1-1
スタディオ・オリンピコ (トリノ)

tuttosport.com
バッカ(63’)、バセッリ(73’)
トリノ (3-5-2)
パデッリ
ボヴォ、グリク、モレッティ
ザッパコスタ(72’ベロッティ)、アックア、ガッツィ(46’ヴィヴェス)、バセッリ、モリナーロ
クアリャレッラ(80’ベナッシ)、マキシ・ロペス
監督: ジャンピエロ・ヴェントゥーラ
ミラン (4-3-3)
ディエゴ・ロペス
アバーテ、アレックス、ロマニョーリ、アントネッリ
クツカ(86’ポーリ)、モントリーヴォ、ベルトラッチ
チェルチ(88’本田)、ルイス・アドリアーノ(55’バッカ)、ボナヴェントゥーラ
監督: シニシャ・ミハイロヴィチ
カード: クツカ(13’)、バセッリ(20’)、グリク(42’)、ボナヴェントゥーラ(52’)
主審: アンドレア・ジェルヴァソーニ (マントヴァ) (4,5)
↓
13分にクツカにカードを提示した判断は、とても厳しい判断だった。
15分には、トリノのエリアギリギリでルイス・アドリアーノとグリクが接触をし、
そこで議論の余地のある判定をした。
乱暴なロペスに対して、少し我慢しすぎた。
20分に、ボールとは関係ない所でチェルチを引っ張ったバセッリに相応しくカードを出した。
21分には、ボナヴェントゥーラに対して見舞ったグリクの激しいタックルを無視した:
深刻なミスである。
同じくそのボナヴェントゥーラに対して激しいファウルをしたボヴォにイエローカード
が出されなかった判断は、説明できないものである。
34分には、再び優柔不断な判断をした:
グリクは、明らかにルイス・アドリアーノを押していたが、彼はファウルを取らなかった。
42分にはグリクにカードを出したが、ボナヴェントゥーラにファウルをしたのはガッツィである。
その2分後には、ロッソネロ側のエリアギリギリでバセッリが受けたファウルに対し、
トリノ側から強い抗議を受けた:
実際、アバーテがあまりにも腕を広げすぎていた。
後半開始直後には、前半にクツカがしたファウルを同じファウルをした
モリナーロに対してカードが足りない。
50分には、アントネッリの「ハンド」を取らなかったが、トリノ側がゲームをしており、
アドバンテージを採用した為、そのファウルを流した判断は正しかった。
52分にボナヴェントゥーラにカードを出した判断には、全く説明がつかないものである。
モラッティとクツカの軽い接触によりミラン側にPKを与えなかった判断は正しい。
後半14分には、アックアが受けたファウルを見落とし、そのすぐ後に
モントリーヴォに対して非常に遅れて入ったヴィヴェスに対してカードを出さなかった。
後半17分: ボナヴェントゥーラに対するロペスへの行為に強い疑問が残る。
終了間際に起きたアバーテとベロッティの接触に対する判断にも疑問が残る。
本当に全員を不満にさせた酷い夜だった。
採点: calciomercato.it より
トリノ
パデッリ(6)、ボヴォ(6)、グリク(5)、モレッティ(6)、
ザッパコスタ(5,5)、ベロッティ(6,5)、アックア(6)、ガッツィ(6)、
ヴィヴェス(6)、バセッリ(7)、モリナーロ(6)、クアリャレッラ(5)、
マキシ・ロペス(6)
ジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督 (6,5)

tuttomercatoweb.com
良いスタートを切った後、トリノは少し不安定になった。
トリノがするボールポゼッションは常に良かったが、相手の攻撃をを抑えることには
かなりの問題が生じすぎる。
特に中盤の動きが酷く、ミランのチャンスメイカーたちにあまりにもスペースを与えすぎた。
それから、徐々に時間が経つにつれてかなり苦しみ出すようになった:
相手側がゲームを支配するようになったからだ。
かなりのファウルを犯した。
一度ビハインドを負った後の反撃は明らかな物で、圧倒的な物だったわけではないが、
直ぐに引き分けるだけに値した反撃を見せた。 終盤は良かった。
ミラン
ディエゴ・ロペス(5)、アバーテ(5,5)、アレックス(6)、ロマニョーリ(6)、
アントネッリ(5,5)、クツカ(6)、モントリーヴォ(6,5)、ベルトラッチ(6,5)、
チェルチ(5,5)、ルイス・アドリアーノ(5)、バッカ(7)、ボナヴェントゥーラ(7)
シニシャ・ミハイロヴィチ監督 (6)

tuttomercatoweb.com
ビッグニュース:
ゲームシステムを変更し、デ・シーリョ(ベンチ)とエリー(スタンド)を信頼せず、
アレックスをスタメンとして再び復活させた。
代表戦での疲労により、バッカとサパタをもベンチスタートにさせた。
前半は、たとえ攻撃を仕上げる段階でかなりクオリティーに欠けていたとは言え、
固く積極的だった。
後半も、ゲームの主導権を握ったのはミランだが、バッカが投入されるまで、
常にノックアウトする一撃が相変わらず欠けていた。
同コロンビア人FWがゴールを決めてから、少し苦しみ過ぎた。
そうこうしている内に、トリノに直ぐに同点打を決められてしまった。
そして、失点してしまってから、あまりにも臆病になりすぎた。
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